2010年9月1日水曜日

■ ヒアリング_20100821②

前回から間が空いてしまいました。
8/21のヒアリングについて書きます。


●大学院で働いている方について。
髙山さんに大学で講演をしてもらったそうです。

私のこの方への個人的な印象は「とてもクレバーな方」。
自分とは毛並みが違うなあと感じました(笑)

大学の講演では、タイトルに「長所、短所、ストレス」などのキーワードを使うと
とても学生に興味をもってもらえた、とのこと。

髙山さんの講座、講演はハラスメントに限定せず、
人生の節目の人(新社会人、管理職になった)、またはマンネリ化している人、
多くの人が受けると良いのでは、とのことでした。


●企業の総務で働いている方について。

髙山さんとは、じょむさんの会社への訪問営業で知り合ったとのこと。
カウンセリングをする方は、営業トークも素晴らしいようで
10分で髙山さんに引き込まれた、とのことでした。

実際、髙山さんと共同しての企業内セミナーは未達成ですが、
髙山さんは、労使の橋渡しの役割を担うことができるのでは、との提案がありました。
現在、「労働問題(特に女性問題)+カウンセリング」のスペシャリストは
氏以外は皆無のようです。

また、お勤めの会社で、メンタルで退職した人の話が印象的でした。
のんびりした会社のようでしたが、ここ何年かでメンタル問題が浮上してきた、とのこと。
会社の方針が特に変わった訳でもなく、じょじょに問題が発生してきたとのこと。
中谷さんが言ったように「世の中が病んできている」のかもしれません。

我々はゆでガエルのようになっているのでは。
ああ怖い。


●雑誌の編集企画をしている方について。
関西ご出身で、歯切れの良い話し方が気持良かったです。
髙山さんとは、所属のユニオンと雑誌の仕事、2つの繋がりがあるとのこと。

この方には、じょむさんについて、具体的な提案を頂きました。

・サイトは更新してほしい
・サポート会員になるには、直接 顔が見える関係にならないと難しい
・講座の結果や効果をブログで出せば良いのでは
・3,000円/年のサポート会員が増えれば良いのでは
(パート、非正規社員で10,000円/年の会費を出せる方は少ない)
・じょむの部屋の空き情報をWEBで見れたら良いのでは

などです。
強い思いがあるからこそ、いろいろなご提案が頂けるのだな、と感じました。


●大学の教員の方について。
 維持会員(10,000円/年)で、現在は大学でジェンダー論、
女性への暴力を研究している、とのこと。

97年から教鞭をとっていらしゃるようで、
学生の反応は、前半の5,6年は、流行りもあってか熱心な授業参加があったけど、
現在は穏やか。
逆に言えば「性について平等があたりまえ」という意識の学生が増えてきた、
とのことです。

素晴らしい。

私が大学に入学したころは、猫も杓子もジェンダーと言ってたなあ、
と若いころを懐かしく思い出しました。

現在研究されている女性の暴力について。
実際、護身術講座に参加されているようで、
「Wen-Do」という、3時間で身につけられる講座を紹介頂きました。
(3時間というのは、男性の拘束から逃れられる最大の時間のようです)

なぜ3時間かの理由を聞いて、ゾッとしましたが、
私たちの見えないところで、世の中たいへんなことが起き続けていて
その問題を、ご自身の力で解決しなければいけない方がたくさんいる事実を、
切実に感じました。


そんなこんなで ヒアリングは5時間にも及びました。
進行役の中谷さん、議事録を作成頂いた西本さんは、
本当に大変だったと思います。

お疲れさまでした。

私の感想として、
じょむさんの関係者はスゴイ人が多いのでは??と感じています。
現在のWEBサイトから、じょむさんの日々の密度ある運営、
今回のヒアリングでの関係者の熱意が伝わらないのは もったいないと思います。

私にできること(とりあえずは次のヒアリングでの撮影!)で
良いサイトができるよう頑張っていきます。

1 件のコメント:

  1. みいけです。
    本当にこの間の5時間は、充実していて、かつ、疲れましたね!笑
    クレバーな方が多いなぁというのは私も感じます。整理されたサイトを作れば、じょむの魅力はもっと多くの方に伝わると思います!

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