今回ヒアリングさせて頂いたのは、じょむ運営に関わっている3名の方々です。
しかし、まだまだ暑いですね。
駅から事務所まで歩いただけで、着ていたTシャツが汗でびっしょりです。
この分なら、12月は50°C超えるね。
すみません。
事務所に到着すると、髙山さんがいらっしゃって、しばらく二人でした。
何を話そうかと考えたりしましたが、
髙山さんは、そんな自分とちょうど良い距離、間合いをとる人だな、と感じました。
カウンセリングは対話だけでなく、空気をつくるのも大事なのですね。
その後、次第にチームメンバーも集まり、ヒアリングに入りました。
●髙山さんへのヒアリングについて。
じょむにお勤めになるまでの経歴をお聞きしたのですが、
髙山さんがIT企業に勤められていたのは意外でした。
その当時、いろいろ活動をしていて、いわゆる普通の企業への就職が難しかったこと。
けれど、その会社でそれまでの経験を活かし、留学の資金を得ることができたこと。
同時にその企業の中で、女性の派遣社員の方々の良くない処遇を見たこと。
髙山さんの話は、全てが物語のように、ストンと腑に落ちて行った感じがしました。
留学先のアメリカでは、
現地で参加したワークショップ、日本の女性ユニオン、アメリカの大学教授の
繋がりと偶然が重なり、無事カウンセラー修士を取得できた、とのこと。
ホントに人との繋がりは不思議だなぁ、と感じます。
私が日々暮らしていけるのも、様々なご縁のお陰なのですね。
また、ヒアリングの合間に「認知療法とは~」「楽であれば良い」というお話がありました。
話を聞き、私自身も、ふっと心が軽くなる感覚を覚えました。
だから、みなさん じょむのスペースに集まるのですね。
●じょむの代表理事で、設立に携わった方について。
東京セクハラ裁判をカウンセラーとして支援していたとのことです。
じょむは、被害者が昼間安心して居られる「スペース」を作りたかったのが始まりのようです。
立ち上げのときの「大事なモノを自分たちの手で守る」という
関係者の熱い気持ちが、痛いくらい想像されてしまいます。
ハラスメント裁判は、勝ったとしても、
被害者の気持ちが置き去りにされるケースがあるそうです。
裁判に勝つことが目的になり、
被害者の本当に言いたかったことが伝えられなかったり、
自身の日常生活に支障をきたすことがあるとのこと。
その心のケアをするカウンセラーの役割は、とても大きいと感じました。
ヒアリングの最後には、私たちへの要望として、良いものを作ってほしいと
応援とアドバイスを頂きました。
現在のカウンセラーとしての活動内容もお聞きできて、
とても勉強になりました。
●じょむ事務局をされている方について
。
大学院時代に、髙山さんの講演を学内で開いたのが関わりの始まりとのこと。
私の感想としては「とてもハキハキしていて、賢さを発散している方」です。
あぁ、またまたスゴイ人だよって感じです(笑)
講座などを含め「運営」を行っていきたい とのこと。
また、ご自身のじょむでの役割のゴールも明確にされていました。
今やってみたいことは、
現在他に携わっている業界の方々の心のケアをすること、だそうです。
先を見据えていろいろ動いている方ですね(プロボノを利用したことも含めて)
見習いたいです。。。
運営でのご苦労のお話も頂きました。
かなり資金面でキビしいよう。
講座料金を上げる、参加者規模を大きくする、など方法はあるようですが
「世間相場料金での参加が難しい人に、サービスを提供して満足してもらう」
という信念は変える予定はない、とのこと。
じょむさんのような活動をされている組織は、特に運営が難しいのですね。
そんなこんなで関係者のヒアリングが終了しました。
今回も進行役の中谷さん、議事録作成の三池さん、千葉さん お疲れさまでした!
私が今回プロジェクトに参加させてもらって感じていることは、
みなさん、
・複数の組織に所属
・ゆるい流動性のある立ち位置
・プロジェクト単位での活動
・今に留まらないで、今を自身の将来への糧としている
そんな方々が多いということです。
きっと、将来はそんなスタイルが主流になるし、必要とされてくるのかな、
と漠然と感じます。
では、次は利用者の方々のヒアリングです。
●じょむチームのみなさま



もうちょっといい写真あると思います。。
返信削除